澄川の自然 植物番外編
今回は山路を歩く人達があまり目をとめる様子もなく、ただ、通り過ぎて行く目立たない小花達を4種類紹介します。 マイヅルソウ(キジカクシ科) 葉は卵円形で葉脈が縦に走り、形が鶴の舞姿の羽に似ているところから舞鶴草という和名が […]
コナラ(小楢) ブナ科・コナラ属
澄川の森にコナラが自生していますが、未だこれがコナラの木だと特定できていません。 物置小屋の広場からB-7区東側縁の小路をB-5区へ向かう左手の林にミズナラと混在しています。 少し上り坂で、右肩下がりの木の根がゴツゴツと […]
ヤドリギ(宿生木) ヤドリギ科
樹上生活をする半寄生の常緑広葉樹、雌雄異株。さまざまな落葉広葉樹に寄生して、宿主が葉を落とすと緑色の円い姿を現します。 ヤドリギの種子はとても粘り気のある果肉で、鳥に食べられても消化されず種子と一緒に排出され、木の枝など […]
ハウチワカエデ(羽団扇楓) カエデ科
写真は、キャリコ橋から沢沿い、西側の土手に4~5本あるハウチワカエデの一部です。丁度、陽光がさし、燃える様な今一番見頃な紅葉になっていました。 形は天狗の羽団扇に似て9~11に浅く裂け、葉柄は葉身の1/2~1/4と短い。 […]
澄川の自然 秋の植物
シャクジュウソウは7月に出会いました。夏の紹介に間に合わなかったので秋の部で紹介します。ウルシ は秋一番にあざやかに紅葉します。北海道の自生種はヤマウルシ(キウルシ)、ツタウルシ、ヌルデの3種。雌雄異株です。 シャクジョ […]
ヌルデ(白膠木) ウルシ科
広場のすぐ横、苗畑の中にコブニレと一緒に生えていて、2本とも植えた訳でもないのにすくすくと育っています。 北海道ではツタウルシ、ヤマウルシ(木ウルシ)、ヌルデの3種が自生していて、ヌルデは一番ウルシ特有のかぶれが弱い様で […]
シャクジョウソウ(錫杖草) ツツジ科※
7月11日親子森林教室の日、中島ランちゃん親子が見つけて教えてくれました。 広場の近くにあるホダ場を反対側に山に入ると、ミズナラ、ハウチワカエデ、イタヤカエデなど広葉樹の林で、 中は薄暗くなっています。その下は落葉がびっ […]
澄川の自然 夏の植物
コロナ禍で活動日が制限された、春から初夏にかけて咲く植物達を追う事が難しい都市でした。その中で出会えた花達を紹介します。 アズマイチゲ/東一華(キンポウゲ科) 4月初旬ふきのとうの芽出しの次に、思わぬ所に咲いていました。 […]
ギンリョウソウ(銀竜草) ツツジ科
中流橋へ向かう右土手に毎年姿を見せます。 山林の少し湿っぽい所にひっそりと花を咲かせ、ちよっと見るとユーレイの様です。 葉緑素を持たないので自分で栄養を作る事が出来ず、腐った落葉から養分を取り入れる腐生植物です。 全体が […]