フッキソウ(富貴草) ツゲ科
今年の夏は暑かったせいか、澄川の山全体雑草類の繁みが少なかった様に思います。特に気になったのは、サラシナショウマ、ヨブスマソウの姿が見えなかった事です。 そんななかで、フッキソウはまもなく降る雪を予告するかの様に、真白い […]
アイカワタケ(間皮茸) タコウキン科・アイカワタケ属
10月3日の活動日、2、3日前から雨の日が続き、この日は気温、湿度がキノコの発生に丁度良かったのでしようか、午前中は澄南小3年生の秋の観察会が紅桜公園の路を挟んだ横の山であり、その時、色とりどり、大小さまざまな、今まで見 […]
ツリフネソウ(釣舟草) ツリフネソウ科
8月31日の活動日、三橋さんが手招きしているので行ってみると、ツリフネソウが咲いていました。初めて見る花です。 黄ツリフネは他でも見たことがありますが、この花は珍しいです。小屋前広場の傍に大きなギンドロの木がありますが、 […]
クルマユリ(車百合) ユリ科
この花は真夏の薄暗い森の中でひっそりとそれでいて目立つオレンジ色の元気をくれる花です。 毎年同じ所で咲くこともなく、開花時期も決まっていなく、開花期間も短くて澄川活動日だけでは探すのになかなか苦労します。 この写真は、小 […]
ツルアジサイ(蔓紫陽花) ユキノシタ科
澄川の森全体を見てみると、その地区や地域で植生の群がある様に思います。ツルアジサイはE-3、E-5の尾根付近とB-2区に多く見られます。 以前、この辺りの間伐作業の時、蔓を見つけると、あっ!と云う間に鉈を振り上げて切って […]
トケンラン(杜鵑蘭) ラン科
2019年の秋、何か見慣れない斑点の入った葉っぱが小さな群生を作っているのを見付けてから今年で4年になります。 環境省のレッドリストに入っているのを知り、毎年一喜一憂しながら女性陣と共に見守ってきました。甲斐あって保護し […]
エゾヤマザクラ(蝦夷山桜) バラ科
昨年も暖かく春が早かったと思いましたが、今年はそれよりももっと早く桜の開花も早まりました。 4月29日観察会があり、澄川の桜の女王(?)、上流橋へ向かうB1地区三叉路の所、定点で今年も又写真を撮りました。昨年よりピンクの […]
フキノトウ(蕗の薹) キク科
フキノトウはフキの花。 春一番、地下茎からフキノトウと呼ばれる花のつぼみが頭を出す。 早春のほろにが味のなんともいえぬなつかしい味覚、ミツバと共に数少ない日本生まれの山菜、多年草、そして雌雄異株です。 写真上は雌株、下が […]
ノリウツギ(糊空木) ユキノシタ科
北はサハリンから南は九州まで分布する陽樹で肥沃地を好みますが、一般的には湿った所に生育している。高さ2~3mの落葉低木、澄川ではB-4区の沢沿いに多く、E-5区の水辺にもあります。 ノリウツギは糊を採る空木の意で、昔、手 […]
オオカメノキ(大亀の木) スイカズラ科
別名ムシカリ。葉が美味しいのか良く虫に食べられて穴が空いている。犯人はサンゴジュハムシという昆虫。丸い葉は亀の甲羅を連想させるのでこの名が付いた。 落葉小高木、澄川の森では希少種だと思う。何年か前、E-5かE-6の沢沿い […]