ケヤマハンノキ(毛山榛の木) カバノキ科

3月27日活動日に見たケヤマハンノキの印象です。 まだ辺り一面真白な雪原の中、この木だけ生き生きしています。全体が褐色になり樹形が大きく枝をのびのびと張り、その枝先に小人を吊り下げて今にも踊り出しそうな躍動感が感じられま […]

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エゾヤナギ(蝦夷柳) ヤナギ科

2月末活動日、駐車場から広場に向かう下り坂の手前に、茶色の小さな花ビラの様なものが、白い雪の上にちらばっていました。何かなと拾ってみると、ふっくらとしたカーブが付いた丸いものです。何気なく上を見上げると柳の白い芽が枝先に […]

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森のシルエット

朝方、静かに降った雪のおかげで 森の中は縞模様の羽二重に包まれておめかししている様でした。 冬の森では樹木の幹に視線を向けがちですが この日の主役は樹木の作る影でした。 (写真・文/老田)

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キボシアシナガバチと巣

昨年の秋、場所は少し離れているのですが、2度このハチの巣が作業道に落ちているのを見付けました。 初め落ちているのを見て、きれいだね!で終わっていましたが、2度目になると、うん? 本当はもっとあるのではないかと思い始めまし […]

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オオアカゲラ(大赤啄木鳥) キツツキ目・キツツキ科

今回の「澄川の自然」は初めて鳥が登場します。 5月11日活動日、テント小屋前の古い枯れたクリの木にアカゲラが巣穴を掘っていました。皆んなで"逃げないね"などと言いながら見ていました。 順調に巣穴も出来、巣穴から雛が顔を出 […]

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フッキソウ(富貴草) ツゲ科

今年の夏は暑かったせいか、澄川の山全体雑草類の繁みが少なかった様に思います。特に気になったのは、サラシナショウマ、ヨブスマソウの姿が見えなかった事です。 そんななかで、フッキソウはまもなく降る雪を予告するかの様に、真白い […]

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アイカワタケ(間皮茸) タコウキン科・アイカワタケ属

10月3日の活動日、2、3日前から雨の日が続き、この日は気温、湿度がキノコの発生に丁度良かったのでしようか、午前中は澄南小3年生の秋の観察会が紅桜公園の路を挟んだ横の山であり、その時、色とりどり、大小さまざまな、今まで見 […]

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ツリフネソウ(釣舟草) ツリフネソウ科

8月31日の活動日、三橋さんが手招きしているので行ってみると、ツリフネソウが咲いていました。初めて見る花です。 黄ツリフネは他でも見たことがありますが、この花は珍しいです。小屋前広場の傍に大きなギンドロの木がありますが、 […]

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クルマユリ(車百合) ユリ科

この花は真夏の薄暗い森の中でひっそりとそれでいて目立つオレンジ色の元気をくれる花です。 毎年同じ所で咲くこともなく、開花時期も決まっていなく、開花期間も短くて澄川活動日だけでは探すのになかなか苦労します。 この写真は、小 […]

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ツルアジサイ(蔓紫陽花) ユキノシタ科

澄川の森全体を見てみると、その地区や地域で植生の群がある様に思います。ツルアジサイはE-3、E-5の尾根付近とB-2区に多く見られます。 以前、この辺りの間伐作業の時、蔓を見つけると、あっ!と云う間に鉈を振り上げて切って […]

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