アズキナシ(小豆梨) バラ科・ナナカマド属

11月、ほとんどの木が葉を落としてしまい、地面はふかふかのジュウタンを敷き詰めた様な状態になっていました。こんな所を歩けるなんて何と幸せな事かと思いながら今年も又、コナラの木を特定できなかったなぁ~とB-5区を散策していました。

下ばかり見て歩いていて、ふっと上を見上げると真っ青な秋空に桜が咲いた様に梢がピンクに染まっている木を見付けました。

樹高15m位、胸高周長140cmでしょうか、葉を落とした木ばかりの中でとても目立ちました。何とアズキナシの木です。

アズキナシの赤い実は秋の内に落ちてしまうものとばかり思っていましたが、成木になると年を越して2月頃までしっかり木に残るものなのでしょうか。

バラ科でナナカマド属だと知ると納得です。街路樹のナナカマドの実も2月頃まで赤く残っていますものね。

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