エゾヤナギ(蝦夷柳) ヤナギ科

2月末活動日、駐車場から広場に向かう下り坂の手前に、茶色の小さな花ビラの様なものが、白い雪の上にちらばっていました。何かなと拾ってみると、ふっくらとしたカーブが付いた丸いものです。何気なく上を見上げると柳の白い芽が枝先に咲いて揺れています。

3月1日の活動日、もう一度確認してみました。2、3日たっているので、少しふっくらさが大きくなった様に思います。それにしてもまだ3月になったばかりで、寒い日が続いていますが2月中旬頃、一時春を思わせる暖かい日が続いたので、狂ってしまったのでしょうか。

それにしても春一番のこういう春芽を見られる時期になってきたのですね。ヤナギは雌雄異株、この芽は雄花の様に見えます。この日は風が強く、三橋さんは枝先に焦点が定まらなくて苦労して撮ってくれた様です。 文:西野(澄)

写真:三橋
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