ツルマサキ(蔓柾) ニシキギ科

北海道ではめずらしい常緑、ツル性木本、気根で他の木にはい登ります。C-1区の沢の中にあり、ヤチダモの大木にはい登っています。
3月25日の活動日、E-8区の作業帰り、沢沿いに中流橋まで帰ってきました。途中、雪解け水が足下でゴーゴー音をたてて流れている所もあり、スリルを味わいながら歩いて来ました。上流橋から中流橋に向かう途中にツルマサキがあります。
2年位見に行っていなかったのですが、ヤチダモの上の方まで丈をのばし、横に枝も張り大きくなっていました。
冬なので葉の色が少し黄色っぽくなっていますが、夏はつやのある革質の緑の濃い葉が対生に密に付き、花は淡緑黄色の小花で、秋には橙色の実を付けます。最近はグランドカバーや庭園樹として利用されているようです。知事公館の生垣に利用されています。
写真/文・西野(澄)