マムシグサ(蝮草) サトイモ科

昨年の秋、小屋前広場の周りの柳の木を3本伐りました。春、柳の木の綿毛とその後の毛虫の落下に悩まされていたのですがスッキリしました。その時、1本の柳の木を伐るとき、ヤマクワの木がまき込まれて倒されてしまいました。

今年の春、ヤマグワが無くなった後に陽が当たってマムシグサが6本ニョキニョキと生えてきました。

マムシグサの名前の由来は茎の紫褐色のマダラ模様が蝮の姿に似ている事、又苞の形がマムシの鎌首をもたげている形に似ていることで名付けられた。雌、雄異株。

雄花にやってきた虫は、鎌首に似た仏炎苞に入り、中の花の蜜を吸います。蜜を吸った虫は仏炎苞の壁を登ろうとするのですがツルツルしていてもがき、花粉まみれになり下に落ちる。雄花には下に穴が開いていて脱出出来る。花粉を付けた虫が次に雌花を訪れる。ここでも上に這い上がられないのでもがき、雌花に沢山の花粉を付け(受粉)、それから下に落ちる。雌花には脱出する穴はないので、虫はここで一生を終える。自然界は厳しい。

文:西野(澄)

写真:三橋